DP Process Control

DP Process Controlとは何か

Digital Performerを終了させることなくオーディオエンジンを含めて完全に一時停止することでCPUの使用率を完全に0パーセントにするアプリです。

ご存知のように、Digital Performerはプロジェクトの再生を停止してもプラグインやオーディオエンジンは動作し続けており、無音状態でもCPUリソースを使い続けます。

Digital Performerを完全に終了させればCPUリソースは解放されますが、再び作業を再開する際にプロジェクトを読み込み直すのは時間がかかりモチベーションや生産性の低下につながります。

このアプリを使用することでユーザーはメニューバーから即座ににDigital Performerを一時停止させたり再開させることができるようになります。

次のようなケースに使えます。

  • 休憩で席を外す際に発熱やファンの回転、バッテリー消費を一時的に抑えたい方
  • Digital Performerを終了させる事なく他の作業にCPUリソースを回したい方。

使い方

Digital Proformerが起動中の状態でDP Process Controlのメニューを開き「Suspend Digital Performer」という項目を選択するとDigital Performerが完全に一時停止状態になります。

アクティビティモニタで確認するとCPUの使用率が0パーセントになり、完全に停止していることが確認できます。

一時停止された状態でメニューから「Resume Digital Performer」を選択すると再び稼動状態に戻ります。

Digital Performerを一時停止している間はアプリケーションがフリーズしたように見え、UIが応答を停止します、これは正常な動作です。気になる方は一時停止の前にDockからDigital Performerのウインドウを隠してください。

仕組み

Digital Performerのプロセスに対してSIGSTOPもしくはSIGCONTを送出しているだけです。

注意点

DAWはタイミングに非常にシビアなプログラムであり、このような方法でユーザーが意図的にプログラムの一時停止や再開を行なった場合正しい動作や演奏が行われる保証はありません。またクラッシュを引き起こしてデータの損失が発生する可能性もあります。一時停止を行う前に演奏の停止とデータの保存を行なってください。

このプログラムを使用したことによるいかなる損害の責任は負いかねますので、全て自己責任にてご利用ください。

その他

「Terminate both Digital Performer and KxMemServer」機能は古い機能で、Digital PerformerとKONTAKT Memory Serverを同時に強制終了させます。

Digital Performerがクラッシュした時など、KONTAKT Memory Serverが正常に終了させられなくなった時にご活用ください。
ほとんどのユーザーはこの機能を使用する必要はありません。

ダウンロード

動作にはMac OS X 10.9以降が必要です。
私は今現在Developer IDを所持しておらずアプリは未署名の状態ですので、GateKeeperの設定によっては開けないことがあります。

ダウンロード

開発支援

ビットコイン : 1nGovVisaH6YHKqL3mCQ4jmzVmQD9Uoe7